北欧雑貨に囲まれたい!

普通の会社員であり、普通の主婦であるわたしが、気軽に手軽に北欧インテリアを楽しむ術を追究します!

旅のお供の本選定

以前も少し書きましたが、今月、とある国へ旅行に行く予定です。


フライト時間は12〜13時間。


私は長い移動時間というのが、意外と嫌いじゃありません。


映画を観たり、普段忙しくて読めない本をゆっくり読めたり、機内食を楽しんだり。


なにより、いつ寝てもいいし、
だらだらしてても罪悪感を感じないのがいいんです。笑


そう考えたら、長い時間も苦じゃなくなると思いませんか?


しかし暇を持て余してしまうので、移動中に読む本は必須。


今回は、インテリアも雑貨も関係ありませんが
完全に自分の趣味で、旅行に持って行く本選定を行いたいと思います!
(北欧雑貨は関係ないので、興味のない方はスルーしてください。)




私がよく読むのは、吉田修一さんの本。


「悪人」や、最近映画化された「怒り」などが有名でしょうか。

悪人 スタンダード・エディション [DVD]

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怒り

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来年には「犯罪小説集」も映画化が決まったそうです。
(この小説は怖すぎて、私は最後まで読めませんでした。)

犯罪小説集

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https://www.fashion-press.net/news/42310


吉田修一さんの作品は、殺人や暴力描写があり、
暗く恐い小説が多いという印象を持っている方もいるのではないでしょうか。


「悪人」
「怒り」
「さよなら渓谷」

などは犯罪をテーマにした小説のため、
暗く悲しいストーリーになっていると思います。


しかし、おもしろおかしい小説や、柔らかく優しい物語も実はあるのです。


そのなかで、私がおすすめする吉田修一作品を3点ご紹介!

▪️出会えたことで得した気分「横道世之介

横道世之介 (文春文庫)

横道世之介 (文春文庫)

横道世之介」という一人の男子大学生の日常を描いた物語。
大学進学のため、長崎からひとり上京してきた世之介。新しい友達ができたり、サンバサークルに入ったり、バイトをしたり、恋をしたり…誰もが共感できるシーンが、ひとつはある作品だと思います。
世之介はお人好しで、ちょっと図々しくて、ごくごく普通の大学生なのですが、後々世之介に関わる重大な出来事が。何かが劇的に変わるわけではないのに、物語中盤からストーリーの印象が180°変わる、不思議な作品です。

2013年には、沖田 修一監督、高良 健吾さん主演で映画化もされました。

実は、お二人に質問する機会があり、映画の中でお二人自身が共感するシーンについて聞くことができました。

沖田監督「共感したのは、大学のサークル勧誘のシーンです。大学時代に半ば強制的に興味のないサークルに入部させられ、「なんでこんなサークルに入っちゃったんだろう」と思ったことがあります。」

高良健吾「映画ではカットされたシーンではありますが、自身も世之介と同じ上京組なので、「東京に戻る」ではなく「東京に帰る」と言うようになったのが、自分と重なりました。」


▪️長崎=リスボン?「7月24日通り」

7月24日通り (新潮文庫)

7月24日通り (新潮文庫)

主人公は長崎に住む地味なOL。(吉田修一さんが長崎出身なので、長崎に関係するお話も多いのです。)
港が見える自分が住む街をリスボンに見立て、「7月24日通り」を通勤し、退屈な毎日を過ごしている。
そんな折、同窓会でかつての片想いの相手と再会し…。
静かで切ないラブストーリー。

奇遇にも私、7月24日生まれなので、単純にタイトルに惹かれて読んだ作品です。
7月24日通りのクリスマス」というタイトルで、中谷美紀さんと大沢たかおさんで2006年に映画化もされています。

7月24日通りのクリスマス ~リスボンからのプレゼント~ [DVD]

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映画は、ただただ中谷さんが美人でした。


▪️切なく、あたたかい「初恋温泉」

初恋温泉 (集英社文庫)

初恋温泉 (集英社文庫)

温泉を舞台とした5組の男女の物語を集めた短編集。
突然妻に別れを切り出される夫、雪の一軒宿に泊まる謎めいた男女、かわいらしい高校生カップルの話…
ほっこりする話から、なんだかぞっとする話まで、温泉という日常から離れた場所で繰り広げられる、静かな人間模様がおもしろい。



その他にはユーモラスたっぷりな「平成猿蟹合戦図」や
奇妙なシェアハウスの物語「パレード」もおすすめ!


吉田修一さんの小説の特徴は、「途中で終わること」だと私は感じています。


余韻を残すわけでも、想像を駆り立てるわけでもなく、ただ途中で「プツン」と終わる。


あれ?続きは?
次のページは破れちゃったのかしら。

本気でそう思ったこともあります。


しかし不思議なもので、そんな終わり方をするものなので、もう一度最初から読みたくなるんです。


するとまた違う印象を受けたり、
一回目に読んだ時には気付けなかった伏線に気付いたり。


なので「後は想像にお任せ」系の小説が苦手な方には、あまりおすすめできないかも。


というわけで、吉田修一さんの本のことしか書けませんでしたが(笑)、今回の旅行では
「7月24日通り」
を、もう一度読み返そうかなと思っています♪


秋の夜長に、読書はいかがでしょう。



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